田舎者Yの日記

定年退職して農業に従事している者のブログ

(海外からスパムコメントが続きましたので、しばらくコメントは承認制にします。)

AEDの使用に関してASUKAモデルは広く知られるべき

 今月のはじめ新潟県の高校で野球部のマネージャが練習後に倒れて亡くなるという痛ましい事故があった。

www.asahi.com

 この記事に対するはてなブックマークのコメントもたくさん書き込まれており、新聞社への批判など、多少記事内容とは直接関係ない方向の議論もみられた。

はてなブックマーク - 女子マネジャー死亡、「呼吸」誤解? AED使ってれば:朝日新聞デジタル

 

 この記事を読んで私が一番に思い出したのは地元で受けた救急救命講習会のことだった。なんの因果か、私は2年連続で、異なる会場で異なる消防署の講師による救急救命講習を受けたのだった。

続きを読む

映画「ファウンダー」みてきた

 全然熱心な映画ファンではないが、私は毎年盆暮れの休暇には映画をみている。たまにしかみないので、できればハズレは引きたくない。小心者の私は世間の評判を気にして前田さんの超映画批評とか町山智浩さんの話とか検索してみる。(一般的な「世間の評判」とズレるかも)
 ちなみに昨年の夏に自分の娘にメチャクチャすすめられてみた「君の名は。」は非常によかった。娘の推薦がなければ60近いオッサンの私は青春アニメ映画(?)なんか絶対みなかっただろう。娘に今でも感謝している。

 この夏は自分の食指が動く映画がなかったので前田氏や町山氏が紹介していた「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」をみてきた。ミニシアターというのだろうか、自宅からそれほど遠くないところの小さな映画館、シネマテークたかさき でみてきた。自分にとってはこれもまた無茶苦茶良かった!

 

www.youtube.com

続きを読む

同僚が熱中症で入院して驚いたこと

 同僚が熱中症で入院していた。入院は短期間だったそうだが、実を言うと私はしばらく彼が何の病名で入院していたか知らなかったくらいだ。自分からすすんで話ような話題でもないので当然か。

 先日、退院してきた本人と直接話をする機会があった。熱中症で入院していたこと、また入院に至るまでの経過など。話を聞いて私はとても驚いてしまった。私の熱中症に対する認識がすっかり変わってしまった。

 

 私の同僚は、普段から戸外で活動している30歳代のスポーツマンなのだが、1Lのスポーツドリンクを携行し飲みながら、曇り空の気温が28℃くらいの中で3時間くらい活動していて、Ⅲ度の熱中症になってしまったのだ。よくスポーツをする30歳代の男がスポーツドリンクを飲みながら気温が30度を超えない曇り空で重度の熱中症になったのだ!年寄りが炎天下で倒れたのならともかく、私より全然若くて戸外での活動に慣れた人が、よく晴れているわけではなく、どちらかというと先週の猛暑日のあとの曇りで比較的過ごしやすいと感じられた日に、熱中症に注意しながらスポーツドリンクを飲みながら活動していて、しかもⅢ度の、入院を必要とするレベルの熱中症になってしまったのだ!彼がこの条件で熱中症になるくらいなら、熱中症なんて防げないではないか、と思うくらいだ。

 

 彼の話によると、その日は曇り空でドリンクを飲みながら活動していたので、まさか自分が熱中症になるとは全く想像もしていたなかったそうだ。午後に室内に戻り、冷房の聞いた部屋で逆に寒さを感じ、帰宅して体温を図ったら38度あったそうだ。そこで病院へ行き点滴を受けたのだが、その後も体温が下がらず即入院となったようだ。
 あとから彼が考えてみたそうだが、私たちの職場のある熊谷市は、その日曇り空だったのだが風はほとんどなく、最高湿度が80%を超えていた。おそらくは汗がほとんど蒸散されず、水分を摂取していたが体温がほとんど下がらなかったのかもれない。

 ちなみに彼はその日の朝食も摂り、寝不足でもなく、先週と同じように活動していて、今までなったことがないくらいの重度の熱中症になってしまったようだ。

 

 まったくこわい。一定の条件がそろうと、炎天下でもなく、こまめに水分をとっていても、熱中症は防げないのか。この時期長時間の戸外での活動はやらなくてすむものなら避けるべきなんだろう。

 

 私は埼玉県北部の住人なのだが離れているとはいえ同じ関東平野で3年後に行われる東京オリンピックはどうなんだろう、と心配になった。杞憂に終わればよいのだけれど。

 

花火が嫌い

 私のブログは更新回数が減ってしまった上に否定的なことばかり書いているが、とにかく私は花火が嫌いである。もちろん最初から嫌いではなかった。子どもの頃は大好きだった。農村地帯にある今の場所に引っ越してきた頃はよく2階のベランダに上がって近所で行われる花火をみたりしていた。なぜ花火が嫌いになってしまったか。回数が多いからである。

続きを読む

4ヶ国語を勉強している

 自慢話のようなタイトルだが、私は若い頃からいろいろな言語を勉強しては、途中で挫折している。最近またそいう言語の中から4つばかり再挑戦しているということだ。

 

4ヶ国語なんて自慢できない

 自宅から程遠くないところに群馬県大泉町がある。なんと町民の1割以上が外国人で、そのほとんどが日系ブラジル人という町だ。その影響もあって私にも多少ブラジル人やペルー人の知り合いがいる。そのなかでたまたまあるブラジル人の奥さんと知り合った。ブロンズの髪の毛に青い目、やや細身で二重瞼がパッチリとした女優さんのような方だ。その方は日本語が非常にうまく、ボランティアで日本語通訳もされているとのことだった。
 聞けば彼女のお爺さんがイタリア人だそうで(おそらくお母さんがイタリア系ブラジル人なのだろう)、ポルトガル語、イタリア語、フランス語、スペイン語が話せるとのことだった。日本語も入れれば5ヶ国語も話せるということか。当然英語も話せるんだろうな、と思って聞いてみたところ「英語は全然ダメ」とのことだった。彼女によれば母語であるポルトガル語スペイン語、イタリア語、フランス語はよく似ているので学習するのが楽だったそうだ。いわゆるロマンス語族の言語ですね。日本語は親が(おそらく父親か?)が日本人だったので覚えたとのことだった。

 ブラジル人に限らず日本に定住する外国人は複数の言語を話す人が多い。日本語を話す人も少なくないので当然といえば当然だが、意外と在日ブラジル人、ペルー人にはポルトガル語スペイン語の両方を理解できる人が多い。ブラジル系の子どもたちとペルー系の子どもたちが一緒に遊んでいるところに何回か出くわしたことがあるが、お互いに自分の得意な言葉で話しながら、つまりブラジル人がポルトガル語を、ペルー人がスペイン語を話しながら遊ぶこともあるようだ。私は直接「君たちは何語しゃべってるの?」と聞いて確かめたことがあるので間違いない。よくお互いの言葉がわかるね、と言ったら「よく似ているから、わかるようになった」と日本語で私に返事をしてくれたことがあった。

 だから私が4ヶ国語を勉強しているといっても全然大したことはない。

続きを読む

Windows Update がムカつく

 もともと私は短気だったのだけど、年をとるとともに怒る回数は減ってきたとは思っていた。でもやはり時折癇癪を起こしてしまう。この前の Windows Update もそうだった。長い。長過ぎる。原因は私のミスでもあるのだがアップデートに半日近くかかったときは流石にメゲた。

 我が家には実機や仮想ディスクなど Windows 10 が3種類ある。昨年のうちに XP や Vista は廃棄し、Windows 7 や 8 を 10 にアップグレードしておいたものだ。 Insider Preview も1セット所有している。
 冒頭のアップデートに半日かかった件は、仕事のファイルも扱うことがある Windows 10 Professional のノートPCに関してである。このPCはわざとSlowリングにして、なるべく Windows Update の適用を遅らせてきた。Windows Update は配布直後に不具合が発生することもあるためだ。しかしもうそろそろ良い時期だろうと Creators Update の適用を先週末に実行したのだった。私は普段早起きである(何しろ年寄りなので)。5時に起床して開始すれば出勤前までに Windows Update が終わるだろうと予想したのだが、甘かった。2時間を経過した7時になっても終わらない。(そのときはダウンロードが終わらなかった) そこで一旦シャットダウンして出勤し、帰宅後に再開したら今度は更新プログラムのダウンロードが終わった後でインストールが繰り返すようになってしまった。何度やっても再起動するとインストール前の状態に戻ってしまう。おそらくダウンロードを途中で中断したのが悪かったのかもしれない。

 このときはC:ドライブのディスクのクリーンアップを行い、一時ファイルやキャッシュなどをすべて削除し、「更新アシスタント」をダウンロードしてたっぷり時間をかけて実行することにより Windows Update を適用することができた。

 しかしいつからこんなに Windows Update がメンドクサクなったのだろう。

 実のところ私は自宅ではほとんど Linux (特に Ubuntu)デスクトップを使用している。WindowsMicrosoft OfficeWindows バイナリ・ファイルを実行したいときだけだ。その Ubuntu は半年ごとに大きく変化するので(メジャー・アップグレードとでも言うのだろうか)、半年ごとにインストールしなおしている。
 こう書くと大変そうに思えるが、私は(Ubuntuの)ルートディレクトリとホームディレクトリのパーティションを分けていて、ルート側だけクリーンインストールし、その後フォーマットしていないホームディレクトリをマウントするのでインストール直後から以前の使用環境がほぼ復元される。
 UbuntuインストーラBitTorrent で落としているのでダウンロード開始からクリーンインストール完了まで1時間はかからない。1時間どころか時によっては30分くらいだ。そんなこともあるので Windows Update が重く感じられてならないのだ。

 とにかく今回 Windows Update で多少失敗してしまったので次回は週末の、外出しなくても良い日に、一気に3種類の Windows 環境をアップデートしてしまおうと思う。それにしても Update のために起動するくらいのなのが私の Windows の使用頻度なのが情けない。

 ところで私は一時期サーバ管理者の真似事をしていた。最近はすっかりその手の業務から離れてしまった。それにしてもクライアントでこれだけ複雑なのだから Windows 7, 8.1, 10 の各種クライアントが混在するネットワークのサーバなんかとても複雑だろうなと想像する。WSUSを導入してもいろいろなケースがありそうで結構大変だろうなとも。
 家庭内のような小規模なサーバ・クライアント型ネットワークでもいろいろあるんだろうな、退職したらなるべく Windows を使わないようにしたいな、と妄想している。

(参考) 

www.atmarkit.co.jp

バイクを降りようと考えている

 50歳を過ぎて体力が落ちてきたことを実感することが多くなってきた。昨年愛車の大型オフロードバイク R100GS を夜、暗がりの、やや斜めの場所にセンタースタンドを立てて駐車していて、スタンドをおろした途端タチゴケしてしまった。タチゴケというのはバイカー用語で、普通はバイクが動いていない状態で倒してしまうことだ。
 スタンドをおろした途端、水平面を勘違いして自分とは反対側へ車体が傾きだしてしまった。立て直そうと引っ張り続けたが倒れてしまった。倒れてしまってから起こすのにも苦労してしまった、乾燥重量300kg以上のビッグオフロードなので簡単に起こせないのも無理はないが、以前ならもっと簡単に起こせたはず。

 また我が R100GS の状態もひどい。中古でたしか1999年に購入したが、衝突事故も一度経験してバンパーも多少変形している。シリンダーヘッド付近やプッシングロッドあたりのガズケットからのオイルの滲みも以前よりもひどくなってきた。以前はちょっとオイルが染みている感じで洗車すると気にならなかったが、最近はセンタースタンドをたてて数日駐車しているとスタンドまでオイルで湿ったようになってしまう状態。

 

 カミさんにバイクを乗るのをやめて手放そうと思っていると話すを大喜びしてくれた。正直ここ数年で一番の笑顔だったかも。実家の老母に話しても同様に大喜び。ま、それはそうか。

 自分はというとそうは言ったものの、まだフンギレていない部分もある。しかしオイルの滲みも日に日にひどくなってきている感じもするので、この夏、休暇が取れたらBMWの正規ディーラーに持っていこうと思っている。もちろん商品価値のつかないほど程度の悪いものだが、たしかBMWの製品は正規ディーラーが引き取ってくれるはずだ(そういえば今まで所有していたBMWのバイクは他の方に譲ったので、ディーラーに持っていくのは今回がはじめて)

 

 思えば私は年をとってから(30歳を過ぎてから)バイクを乗り出しだのだった。学生時代は一度もバイクに興味を持たなかったのだが、知り合った若者がバイク事故で亡くなったことがあり、「そんなにバイクって面白いのかな」と思い始めたと思ったら、もう自動二輪中型の免許を手にしていた(本当は勤務終了前や後に教習所に通ったのでした。昔の方が休暇を取りやすかった)。
 続けて大型の二輪車に乗りたくなり、十回以上「限定解除審査」に通った。とうとう限定解除に成功した翌年には普通に教習所で大型二輪も免許を取れるようになっていた(ハレー・ダビットソンから免許制度が非関税障壁だとの批判があったせいと噂された)。がっかりはしながらも試験で大型二輪に合格したプライドはあった。


 北海道へも大型バイクで行った。信州の旧中山道沿いに安房峠を超えて西日本へも行った。阪神・淡路大震災から半年後の神戸も訪れた。考えてみれば結婚して子どもができてからは関東近県しかツーリングで行かなくなったが一年に十回以上は遠出をしていたと思う。

 

 ウダウダと書き続けたが本当はバイクを手放したくない。でも自分の体力、衰えを考えるとそろそろそういう決断をしても良い頃かもしれない。

 そう心に決めた今月はじめ、何気なく入った書店で雑誌「モーターサイクリスト」が目に止まった。昔よく読んだ雑誌だ。たしか北海道などの長距離ツーリング特集だったと思う。新型バイクの紹介記事もあった。

www.facebook.com

 今はもうちょっと車重の軽いスクーター、できれば二気筒のモデルも良いんじゃないかな。これならもうちょっと乗れるんじゃないかなと思い始めている。とにかく今の R100GS を手放す決心はしたが、実を言うとスクーターくらいならもうちょっと乗れるんじゃないかなと思っている。

 ちなみに私のカミさんは私のブログに気づいていない(と思う)